コラールBWV 608
聖なる夜を前に、最近久しぶりにバッハを聴きたくなり、書棚からCDを引っ張り出してきました。
ふと、突然聴きたくなった曲が、
J.S.バッハのオルガン名曲
コラール《甘き喜びのうちに》BWV 608
クラシックにはそれほど詳しくはないのですが、高校までエレクトーンを習っていたおかげで、お気に入りの作曲家はいます。
なかでもクロード・ドビュッシーとヨハン・セバスチャン・バッハはとくに好きでよく弾いたり聴いたりしていました。
エレクトーンにはパイプオルガンのように何段も鍵盤はないのですが、有名な《主よ、人の望みの喜びよ》やトッカータとフーガ ニ短調はなんとか奏でることができました。
その頃のささやかな夢は大人になって海外旅行が出来たら、いつか、教会の荘厳なパイプオルガンを奏でること、でした。
もう、楽器も手放した今は、練習することも叶わないのですがね
話は飛びましたが、
YouTubeで実際に演奏する動画を検索しても、私の聴きたい《甘き喜びのうちに》は全く出てきませんでした。
奏者も、私が持っているCDのイェルゲン・エルンスト・ハンセンという方のものしか出てこない、ということは、かなり貴重なものなのかもしれない。
たった一人で何重奏も奏でる教会オルガニストは、個性豊かで、ひとつの曲でもかなり印象が変わりますが、私はこのイェルゲン・エルンスト・ハンセン氏の奏でる音色が大好きです。
実は最近知ったのですが、この曲はクリスマス用に作られたコラールなのですね。
キラキラと輝く天から天使たちが舞い降りて来るようで、よく夜空の満天の星を眺めながら聴いたりしていました。